クモマベニヒカゲ


クモマベニヒカゲ
Erebia ligea Linnaeus
(ジャノメチョウ科)


                              
1996.8.4 上士幌町

分 布:北海道(利尻島・大雪山等)本州(北・南・中央アルプス・八ヶ岳)
成虫の発生:年1回7月中旬ころ発生
越冬態:卵(1年目)〜幼虫(2年目)  ●食 草:イワノガリヤス

 ベニヒカゲと似ているが、後翅(うしろばね)裏面 の白い帯は本種だけなので容易に区別が付く。また生息地もベニヒカゲと同じ場合が多いが、本種の方が10日ほど早く発生する。また、本種は成虫になるまで2年を要し、1年目は卵で越冬2年目は幼虫で越冬し、2年をかけて成虫になる。

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